
聖地ジ・タ建立から1年・・・。
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どーも君と大般若(仮)が自然に還りつつある中・・・
聖地ジ・タに異変が・・・!!

こ、これは・・・

*コリドラスの稚魚
聖地ジ・タで稚魚が生まれてしまった・・・!タマゴを水に浸けてたらマジで孵ってしまった!

・・・水槽がうっかり増えてしまった。増やすつもりはなかったのに。。
しかもコリドラスの稚魚は他の人に貰われていったので、水槽はいま空である。
つまり
やるならいま。
新たなる冒険が幕を開けたのである・・・・・!!
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さて今回は何をやろうか・・・・・
前回はアクアテラリウムで聖地ジ・タを創ったが、
上手くいったので、今回もアクアテラリウムにしてみたい。

ついにアレか・・・?!
いや、どうやって浮かせるんだコレは!!
反重力装置をリビングに置くわけにもいくまい!!
今回の水槽のサイズは25センチキューブで前回より小型なため、大型のオブジェクトは難しい。ましてや反重力はちょっと・・・リビングがワイプアウトしても困る。

でも天の塔・・・天の塔ならいけるんじゃないか・・・!!??
「母ちゃん・・・俺は天の塔を創る・・・!!!」
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今回は造形物が複雑なため、テクニシャンさんこと、ぬんじゃ先生の力が不可欠になる・・・!!
そのため、事前の意識あわせが重要だ・・・!!チームメンバーとゴールを共有しておこう!!
「ぬんじゃ先生、重要な話がある・・・」
ぬんじゃ先生:「なんだぁ?(アイスを頬張りながら)」
「今回ワイは・・・・・・コレを創りたいんだ・・・!」

ぬんじゃ先生:「なんだこれは・・・・・・?」
チームメンバーとのゴールの共有は完璧だ。以降は細かい設計に入ることとする。
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第2回「想像だにしない悲劇」
チームメンバーぬんじゃ先生との意識あわせが終わったので、 詳細な設計に入ることとする。
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さて・・・どのように作るべきか・・・
天の塔の設計図なんかないし、頼みのぬんじゃ先生も大プロジェクトを前にいささか困惑気味である。無理もない。
まずは設計図をつくろう。

*そんなわけでTinkercadをつかいました。
立体物の設計といえば、たぶんCADである。
WebベースのフリーCADとかあって、大変便利である。

オブジェクトを組み合わせていき・・・

こんな感じか・・・??

できた!!!おおまかな形はこんなもんでしょうきっと!!
さっそく物品を調達して制作に入るぞ・・・!!
しかし、想像だにしない悲劇が天の塔プロジェクトを襲った!!

骨折・・・!
(*くわしくはこちら)

プロジェクト開始早々の大アクシデント。 延期せざるを得ない状況となった・・・。
・・・1か月後・・・

おれはあきらめてないぜ!!!

まずはメルカリで1500円で買ったスタイロフォーム(発泡スチロールみたいないやつ)の切れ端を使って、CADで作った土台を組み合上げていく。

聖地ジ・タでも使った発泡スチロールカッターで、 テクニシャンさんぬんじゃ先生に曲面をとってもらい・・・

まずは大根の塔が完成!!

これだけだとアレなので、天の塔の出っ張り部分を作成。

これでどうでしょう。なんとなくCADで作った設計図ぽいでしょう。
パーツの接着はグルーガンでやっときましょう。
折れた骨はくっつきませんが、スタイロフォームは余裕でくっつきます。
さてここからは、聖地ジ・タではやらなかった手法で作っていきます・・・!!
第3回「ギガンをつくる」

そういや、あの岩とかどっから持ってきているの??
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さて土台はできたがここでもう一度設計図に戻ってほしい。

今回は聖地ジ・タのような全て自然物ではなく、構造ブツ(天の塔)が半分水中に入っているものを作りたい。さらに熱帯魚も住めるような環境に仕上げたい。
構造物を創るだけならイケる気がするのだが、生体にも安全な素材を使って・・・ともなるともはや見当がつかないぜ!!!
ここは先人の知恵に頼ることにする。

そういや、新木場と海浜幕張の間にあるアレパークでは岩がふんだんに使われているけど、アレはどっから持ってきたのかしら・・・?舞浜に石切り場なんてあったけ?IKEAの近くとか?
まてよ・・・
あの岩、作り物だった・・・気がする・・・?

そういえば水族館のクソでかい岩とかも、あれは何なのだろう。
答えはここにありました。
新江ノ島水族館
https://www.enosui.com/diaryentry.php?eid=04401
>備え付けの擬岩は主に2種類。一つはコンクリート製、 >もう一つはFRP(繊維強化プラスチック)製です。これらは凄腕の専門の業者さまが>制作、設置してくれたもので、私たちが手軽に自作できるものではありません。
擬岩というものらしい・・・!!
(知らなかった・・・)
さらに調べてみるとスタイロフォーム(発泡スチロールのようなやつ)にモルタルを使って擬岩を作成している人がいた!
これならご家庭でもできそうである。
作るか天の塔擬岩!!
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そんなわけで!揃えてきました!
・モルタル(ふつうの)
・モルタル(ギルトセメント → 造形用。上のモルタルの上に塗ると色が乗りやすくなるらしい)
・シーラー(塗料を定着させるベタベタ溶液)
・塗料(生体に安全そうな雰囲気があるミルクペイント)
・アクアマリンソフト(モルタルあく抜き用)

ぬんじゃ先生が試してみたいというので、テストしてみる。
まずは粗いモルタルを塗り、乾いたらさらに上から粒子が細かい造形用モルタルを塗る。

乾く前にレンガ模様をつけてみる。

乾かしてみる。それにしてもリビングでやる作業じゃない。

お!!いい感じじゃん。シーラーを塗って、これまた乾かせてから色を塗ってみます。

ぬんじゃ先生:「こんな感じでやりゃええんやろ」
さすが先生!!!神!天使!!堕天使!!超越存在!!(このあと相当褒めたたえることになる)

土台を最終系にするために、ゴッドハンドが動いた。

何もないスタイロフォームから天の塔を切り出すその様は、 火の鳥の我王そのものである。(言い過ぎ)

そのころワタクシは

天の塔の内部をくり抜くだけの簡単なお仕事に従事・・・!!!
でもこれをやらないと・・・!!水の中に入れた時・・・・・!!

(前回)
ってことになります!!!
なのでくり抜いた部分にもモルタルを流し込んで
浮力で浮かないようにします。

本当に土台ができたぞ・・・!!なんとなくそれっぽく見えるが、ここからが本番だ!!!
----------------------第4回「塗れば都」

塗るしかない!!とにかくいまは塗るしかない!!
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土台がほぼ完成したので、粗いインスタントモルタルを表面に薄く塗っていく。

これが擬岩ならぬ、天の塔になるはずだ。

・・・・・・ぬんじゃ先生に相当やってもらっております。
テクニカルな部分が多いため、今回ワイはシニアテクニカルディレクター(適当)です。
その役目は、様々なアイスをぬんじゃ先生に提供して、快く作業を引き受けてもらう調整役です。

モルタルの下塗りができた!中央の謎の線は後で触れるとして、一旦乾かす。

*惨状
繰り返しますが、リビングでやる作業ではありません。 たとえブルーシートを敷いたとしてもです。
土台チームが順調に作業を進める中、困ったのが星の大樹チームである。

「さすがにそこは自分でやれ」とアイスの甲斐なく、シニアテクニカルディレクター直々にやることになってしまった。
「星の大樹 作り方」でググっても出てこないのが世の常・・・!!

根気よく調べてみると、鉄道模型のジオラマにその答えがありそうだ・・・!!

ジオラマ向けに樹木制作キットが市販されているようだ。 プラスチック製の木の枝に葉っぱのようなものを貼り付けていく作業をするらしい。
これを応用すればいいのでは・・・!?

まずは、余っていた水槽用の流木を組み合わせて、 木の幹を作ることができるか試してみる。

流木同士を結び付けていく。 わからん・・・・・・・本当にこれでいいのか・・・!?

そのままだと木の雰囲気が出ないため、木の素材でできた粘土を上に被せてゆく。

接合部を隠し、流木だけでは足りない枝の部分も作っていく。
一応できた・・・のだが・・・

んーーー
なんか暴走したマドハンドみたいになったなぁ・・・・・・ 大丈夫なのかなぁこれで・・・・・・?
------------------------第5回「塗れば都2」

ここまできたらもうやっちまうしかないぜ!!
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土台に造形用モルタルを上塗りし、レンガ状になるように模様を入れる。

いろいろツールはあったが、ぬんじゃ先生こと我王が選んだのは「つまようじ」だった。
天の塔を彫るのではない。モルタルに埋もれている天の塔を見出すのだ。なんかそんな話だった気がする火の鳥。

塗りが完了。これでまた1日乾かす。

乾いたら、くり抜いた部分にモルタルを流し込む。 これをやっておかないと、すさまじい浮力で天の塔が浮上して文字通り天の塔になるので必ずやっておかねばなるまい。

乾きました。モルタルの塊と化しているのでめっちゃ重い!これなら大丈夫でしょうきっと。

奥にある怪しい液体は「アクアマリン ソフト」!!
ソフトそうな色してない液体ですが、モルタルの灰汁を抜くのに使うらしい。
モルタルをそのまま水に浸けてしまうと、モルタルから出た灰汁で水がアルカリ性に寄り過ぎてしまうので、魚が死ぬ。らしいです。
天の塔が死の塔になるのは本望ではないので、ここは入念に。
なんとこれ1本で1トンのコンクリ水槽を中和できるそうですよ!!!3来世分くらいは灰汁ぬけますね!!

あれ・・・水に入れたら浮いてね・・・・・・・・??
気のせいだ、気のせいだと信じよう。
なんか泡出てるし、上手くいってるんじゃないかな!わかんないけど!!

乾かしてから、モルタルに色を付ける前に水性シーラーを塗りたくります。見た目以上にもの凄いべた付きます。
この後、シーラーを入れておいたコップをひっくり返し、ブルーシートを超えてフローリングに大量流失した時は、タイムリープして過去に戻れないか真剣に考えました。

乾いた後に細かいところを修正。

お、建造物らしくなってきました。暴走するマドハンドは心配だが・・・・・・。
中央の穴は今回の光らせるケーブルを通すやつです。 天の塔の入口のワープするやつの光が必要でしょう!?
仕掛けはそれだけではないのです。 それはまた後ほど・・・

枝のところがマドハンド過ぎるので、塗っちゃいましょう。

粘土らしさは一応消えた・・・か・・・??
さて、いよいよ星の大樹の心臓部、葉っぱ部分を作成しますが決め手は・・・・・・

これだーーーー!!!
------------------------第6回「星の大樹は感覚で作れ!!」

フォーリッジ・・・?
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フォーリッジとはなにか。

ジオラマで木や森を表現する際に使われる素材であり、 スポンジに着色がされている。
袋から出して置いただけで、なんか森の雰囲気が出ている・・・・・・!

星の大樹を作る前に、苔むした感じを演出する。 木工ボンドとフォーリッジクラスタの破片を混ぜた、なんか嫌なタイプのサラダ状のブツを塗りたくっていく。

乾くと・・・・・・お、結構いい感じ!?
水に浸かる部分にはフォーリッジ汁は塗りたくれないので、下の部分はぬんじゃ先生による塗料(ミルクペイント)塗りたくり芸によってカバーしている。
さて本丸の星の大樹・・・
の前に!

星の大樹の、根っこ伸びちゃいました部分あるでしょう!? それがあった方が絶対かっこいい・・・!!ロマン!ロマンですよ!

さっそく余ってた流木を組み合わせるが、どうやって固定しようかな・・・・・・

これだ・・・!!!(釘)

天の塔を粉砕しないように気を付けながら、打つべし打つべし。

根っこの部分にも忘れずに嫌なサラダを塗るべし。

さて・・・もう覚悟を決めてやるしかない・・・!!
星の大樹を作っていきます・・・!!

フォーリッジクラスタをせっせと枝に貼っていきます。

何が正解かわからねぇぜ!!!でも貼る!!

できた・・・!!?

茂ってる・・・!とても茂っておりまっせ・・・!!
いよいよ水槽への導入テストだ・・・!!
-----------------------第7回「聖なる今川焼」

高さが足りないことに気付いた。
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水槽に入れる段になって気づいたのだが、天の塔の全長が想定よりも短いのでは・・・!?このまま水を入れると、水位が低すぎて熱帯魚の居住スペースが狭くなる。。
そのため、土壇場で予定になかった「天の塔底上げ計画」を発動した。モルタルで土台を作ってしまおう。

ぬんじゃ先生:「なんだその土台は・・・・・・」
「まぁ後で何とでもなるさ。あと単なる土台ではなく聖なる今川焼とでも呼ぼうじゃないか」
聖なる今川焼(モルタルが詰まっているので重い)とのドッキングにより、天の塔浮上も(結果的に)回避できたので一石二鳥である!!

さて、さらに完成度を上げるために他のオブジェクトを作成しよう。そういや天の塔の前に折れた柱が2本あるなぁ・・・。よし作るか。

たぶんこんな感じで作ればいいだろ・・・!!古代ギリシャの建築とかもきっとこんな感じだったはずだ。 (ギリシャ行ったのにこの程度の知識)

トイレットペーパーの芯を型に作ってみたところ・・・

折れた。。。。
形がその・・・・・・数日出なかったあとのアレに似ている・・・・・・。

気を取り直してちゃんとした型で作り直す。さすがにトイレットペーパーの芯は適当過ぎた。 古代ギリシャ人もトイレットペーパーの芯は使っていなかったに違いない。

お、いいじゃん。ちょっと綺麗すぎるが柱ができました。

土台と柱を接着して完成。

子ミスラが何か塗りたそうにこちらを見ている・・・!! だったので、インベーダー型モルタルを作成し、インベーダーに色を塗ってもらうことにした。子ミスラ部屋に飾ってあります。

溶岩石で聖なる今川焼を隠しつつ、柱などを配置してみる。お、いい感じじゃないすかー?

さらに天の塔の後ろに配線を通して、聖地ジ・タで使ったお馴染みラズベリーパイに接続する。

よし光ったぜ!!!ワープゾーンはやっぱり光らないとな・・・!!!とても重要!!とにかく光りたい!!
これで完成か・・・?いや、まだだ・・・!!
------------------------最終回「ムーディー天の塔 爆誕」

やったついにできたぞ!!!
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天の塔を現世に降臨させるべく、ぬんじゃ先生7:ワシ3の割合で頑張った結果・・・!!(※9:1なのではという意見もある)
できました・・・!!!



導入した生体も生きています・・・!!

25センチ四方の天の塔です・・・!!
どうですか一家に一台、天の塔・・・!!!
しかし!!!
これで終わりではないのがマイケルサイト!
天の塔に「ハイパーロマンティック機能」を
足してみました・・・!!!




ヴァナ・ディール時間連動機能
(音楽も連動します)
ただライト照らすだけでは物足りない・・・!!
そんなロマンティックがあふれる俺のための機能・・・!!!
それが「ヴァナ・ディール時間連動機能」!!
※実際に無駄にヴァナディール時間を計算して、朝・昼・夜っぽさをライトで作り出しています。

仕組みはスマート照明(1677万色出せる!?)の公開APIをRaspberry Pi経由で操作してます。


こんな感じ。
動画では(Twitterに貼る予定)ヴァナ・ディール時間の30倍にしていますが、音楽と光はヴァナディール時間と無駄に連動して自動制御です。音楽はBluetoothスピーカーを、これまたRaspberry Piで制御してます。

この恐るべきポテンシャルをもった天の塔は
おれんちの聖地ジ・タの隣で絶賛公開中!!!
近隣の方はぜひお越しください!!!
これない方は脳内で来てください!!
(おわり)